【老化や病気の原因!?】知ると得する活性酸素を出さない生活習慣
「最近、体がさびついてきたなぁ〜」って思うことはありませんか。
そのさびは、放っておくと大変なことになります。
アンチエイジングをを気にする人なら「活性酸素」という言葉を聞いたことがあると思います。
活性酸素は、私たちの体にとって大変厄介な存在です。
でも、酸素というと私たちが生きていく上で必要な気体なので、どうして「活性」とつくと体に良くないものになるのでしょうか。
活性酸素の特徴と活性酸素を増やさない工夫を紹介します。
活性酸素とは
金属を放っておくと、表面にさびがつきますよね。
これは「酸化」と言って、酸素によって引き起こされる化学反応です。
この酸化が私たちの体の中でも発生していて、病気や老化の原因になると言われています。
これが活性酸素です。
活性酸素を放っておくとどうなるの?
活性酸素が体の中で増えすぎると、細胞やDNAを傷つけ、病気や老化の原因になると言われています。
一説には、病気の90%は活性酸素によるものと言われています。
また、女性にとっての大敵であるシミやシワも活性酸素が原因です。
活性酸素が関わる考えられている病気は様々なものがあります。
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出典:「病気がよくなる!若返る!奇跡の水素革命」(高藤恭胤著、幻冬舎)
活性酸素はどうやってできるの?
活性酸素は非常にやっかいな存在で何としても減らしたいですよね。
その前にどうやって活性酸素が発生するのかを確認しましょう。
それは私たちの体の中でのエネルギーの生成過程と関係があります。
私たちの体は、60兆個の細胞で作られていて、細胞の中には、直径約0.001ミリの大きさの「ミトコンドリア」という器官があります。
このミトコンドリアがエネルギーを生み出します。
ミトコンドリアは、私たちが食べ物から得た糖分と呼吸から取り込んだ酸素を反応させて、活動エネルギーを発生させます。
私たちは、呼吸によって1日に500ℓ以上の酸素を体内に取り入れているといわれていますが、全てがこのエネルギー生成に使っている
訳でなく、2~3%程度は使われないで残ってしまいます。
この残った酸素が増えてしまうと「活性酸素」に形を変えるのです。
全ての活性酸素が恐ろしいわけではない?
テレビドラマを見ていても正義の味方と悪役が登場しますよね。
実は、活性酸素も「善玉」と「悪玉」がいて、全てが悪いわけではありません。
活性酸素は、その分子構造から、スーパーオキサイド、過酸化水素、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素の四つに分類されます。
このうち悪玉は、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素です。
ヒドロキシルラジカルは、糖質や脂質やタンパク質などと反応し、細胞膜を破壊し、タンパク質やDNAを破壊する恐れがあります。
また、一重項酸素は肌の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンというタンパク質を分解して肌を老化させる働きがあります。
活性酸素の増加を促進させる要因
病気や老化のもとになる活性酸素。
これを増やさないことが大切です。
特に以下のことには気をつけてください。
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- 飲酒喫煙
- 睡眠不足
- ストレスや不規則な生活
- X線撮影・放射線治療
- 紫外線
- 酸性雨
- 細菌・ウイルス
- 過酸化脂質
- 食品添加物
- 殺虫剤・除草剤・残留農薬
- 洗剤・化学薬品
- 化学工場やゴミ焼却場の排煙、ダイオキシン等
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また、激しすぎる運動も活性酸素を増やす原因と言われています。
激しい運動をして、筋肉痛になるのは、エネルギーの燃えカスである活性酸素のヒドロキシルラジカルが残っているからです。
活性酸素を増やさないためにはなにをすればいいの?
ひとつには、食べるものを見直すことがあります。
酸化を防ぐことを「抗酸化」というますが、抗酸化作用のある食べ物を取ることです。
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- ビタミンC
- ポリフェノール
- ベータカロチン
- ビタミンE
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また、エネルギーの精製工場である細胞内のミトコンドリアは年を取るにつれその数が減っていきます。
ミトコンドリアを減らさないように次の点を注意しましょう。
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- 姿勢を良くする
- 軽い運動をする
- 運動前に食事しない
- マッサージをする
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最後に
いかがでしたか。
体の中では気づかないうちに老化や病気のもとが増えているようです。
活性酸素を増やさない生活を心がけましょう。
また、アンチエイジングにとって活性酸素を減らすためには、体の中で分泌されるホルモンも重要な役割を果たしています。
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